【2026】宅建模試の一覧と比較。無料、有料の使い分けとおすすめ選び方を解説

Writer : 早川聡 最終更新日:2026/3/10
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「模試はどれを受ければいいの?」「無料だけで合格できる?」

宅建試験が近づくにつれ、不安を感じる受験生が大半です。

宅建の模試は「受けたら安心」ではなく、弱点を見つけて潰すためのツールです。だからこそ、無料と有料を目的別に使い分けるのが、最適解といえます。

本記事では、無料模試と有料模試を駆使し、2025年の宅建試験に高得点で合格した筆者が、2026年試験(令和8年度)に向けて、無料模試・有料模試の活用方法を徹底解説します。模試の最新の実施情報や無料模試と有料模試の違い、選び方、活用法までわかりやすく解説しているので、是非最後までチェックしてみてください。

目次

    宅建模試は無料だけで大丈夫?有料も受けるべき?

    「無料模試だけで合格したい」という方も多いと思いますが、宅建試験の本番試験はまさに地獄の緊張感です。無料模試だけではプレッシャーへの耐性が付きません。また近年の宅建試験は問題が難化しており、手軽な無料模試のみで挑むのは演習量という点から見ても不十分です。

    無料模試の受験は合格するための最低条件。その上で有料模試を活用することで、本番のテストの緊張感に慣れましょう。それが宅建試験合格への近道です。

    無料模試だけでよい人

    • 前年度宅建試験を受けた経験があり、独特の緊張感に慣れている
    • 過去問をほぼ完ぺきに理解している。(過去10年分45点以上※答えの暗記による高得点はNG)
    • 試験会場の雰囲気に慣れる必要がない(他資格の受験経験が豊富など)
    • 最新の法改正情報を自分で完璧に網羅できる

    有料模試を利用したほうがよい人

    • 自分の正確な立ち位置を知り、合格までの距離感を知りたい
    • 法改正や最新統計など、テキストや過去問に載っていない「今年狙われる問題」を解きたい
    • 本番に近い緊張感の中で予行演習をしたい

    筆者のおすすめ:模試は最低でも無料1回+有料2回以上

    まずは早い段階で無料模試を受験し、自分の「弱点」を早期に発見。有料模試で「本番のシミュレーション」をすると同時に合格までの距離感を知りましょう。あとは弱点を補強していけば、合格が見えてきます。有料模試はお財布が許すなら、複数回受けるのがおすすめです。

    【2026年版】宅建無料模試の一覧

    現在、全範囲をカバーする高品質且つ無料で受けられる模試を提供する予定なのは、実質的に宅建テラスとLECのみです。

    宅建テラス無料模試

    宅建テラス無料模試

    料金0円(完全無料)
    実施予定日2026年6月~
    形式自宅受験
    特徴独学で合格を目指す宅建受験生のための宅建学習サイト「宅建テラス」が実施する無料模試。受験には無料会員登録が必要。
    LEC「宅建士0円模試」

    LEC「宅建士0円模試」

    料金0円(完全無料)
    実施予定日2026年7月中旬※成績公開日7月24日(金)
    形式自宅受験/会場受験
    特徴宅建受験生の登竜門として定着している人気の無料模試。7月の早い段階で実施。基礎固めが終わった直後の実力チェックに最適です。

    無料模試の注意点

    実施企業が少ない

    以前は数社実施していますが、現在は有料化が進んでおり、実施企業が少ない点に注意しましょう。

    成績分析の精度

    有料模試に比べるとハードルが低いため、受験生の本気度に下がり、偏差値が高く出る傾向があります。また、無料ということでレポートにも限界があります。「この問題を落とした人の割合」などの分析データが簡略化される傾向があるので注意しましょう。

    【2026年版】宅建有料模試の一覧

    以下に主要な有料模試を比較表にまとめました。自分の学習スタイルに合うものを選びましょう。

    概要特徴
    【LEC】直前模試3姉妹パック
    公開模試

    料金(税込)
    18,700円〜

    2026年実施・発売予定
    7/23〜10/1頃

    形式
    会場/自宅

    基礎・実戦・ファイナルの6回セット。段階的に難易度が上がる。
    【LEC】実力診断模試
    公開模試

    料金(税込)
    1,650円〜

    2026年実施・発売予定
    6/10〜6/21頃

    形式
    Web/自宅

    早期の実力チェック用。Web解説が安価。
    【日建学院】全国統一公開模擬試験
    公開模試

    料金(税込)
    5,500円〜

    2026年実施・発売予定
    10月4日(日)

    形式
    教室/自宅

    全国最大級の規模。本試験に近い良問と詳細な個人分析表が強み。
    【資格の学校TAC】全国公開模試
    公開模試

    料金(税込)
    3,800円〜

    2026年実施・発売予定
    9月末〜10月上旬

    形式
    会場/自宅

    受験者数が多く、正確な立ち位置を把握できる。
    【宅建学院】宅建総合模試
    ※2026年の模試は準備中
    公開模試

    料金(税込)
    25,300円

    2026年実施・発売予定
    7月開講予定

    形式
    通信

    6回分の演習と講義がセット。演習量を確保したい人向け。
    【スタディング】AI実力診断・予想模試
    ※2026年の模試は準備中
    講座内

    料金(税込)
    コース付属

    2026年実施・発売予定
    随時(全3回)

    形式
    Web

    スマホで完結。学習時期に応じた3段階の模試。
    【フォーサイト】e模擬試験
    ※2026年の模試は準備中
    講座内

    料金(税込)
    講座付属

    2026年実施・発売予定
    随時(全5回)

    形式
    Web

    全5回と回数が豊富。受講生内順位が確認可能。
    【アガルート】模擬試験
    講座内

    料金(税込)
    講座付属 / 3,278円

    2026年実施・発売予定
    7/30〜順次

    形式
    Web/自宅

    デジタル採点に対応。タイパ重視の解説講義が魅力。
    【TAC出版】わかって合格る 厳選8回模試
    書籍

    料金(税込)
    2,750円

    2026年実施・発売予定
    発売中

    形式
    書籍

    圧倒的な演習量。Web採点サービスで順位もわかる。

    宅建無料模試と有料模試の違い

    宅建の無料模試と有料模試には、価格以外にもいくつか違いがあります。以下にその主な内容をまとめました。

    ① 問題の作り込み・本番再現度の違い

    有料模試は、経験豊富な宅建講師が、総力を挙げて今年の予想を立てて作成します。

    特に宅建試験で頻繁に出題される最新の法改正への対応と統計問題の予想は、宅建試験直前に実施される有料模試に分があります。宅建本試験は 50問を2時間で解く試験です。ここを再現できている模試ほど、時間配分や問題処理の筋力が鍛えられます。

    ② 成績分析・全国順位の精度

    有料模試は、数千人〜数万人規模の受験生データを保有しています。「合格ラインまであと何点か」「全受験生のうち何%が正解したか」というデータは、有料模試でしか得られません。

    受験者の中での順位や偏差値、科目別データ含む個人分析表で弱点を把握できるものは、ほぼ有料です。

    ③ 本気で受験する受験者の中でレベルがわかる

    宅建試験は「上位約15〜17%」に入るための相対評価の試験です。

    無料模試は誰でも手軽に受けられるため、中には本気で勉強せずに受ける方も。

    その一方で大手予備校の有料模試は本気度の高い受験生が集まるため、より本番に近い母集団の中での立ち位置が分かります。

    宅建模試の選び方。あなたに合う模試を選ぼう!

    模試は「ただ受ければいい」というものではありません。自分の現在の実力に合わせて選ぶことが、合格への最短距離です。基本的には無料→有料の順に利用すると良いでしょう。

    初学者なら「無料→有料」の順がおすすめ

    まずは宅建テラスの無料模試やLECの0円模試で試験形式に慣れることから始めましょう。できる限り早い時期に、自分の弱点を知ることで、以降の学習指針が明確になります。その後、9月〜10月に本命の有料模試を受けるのが王道パターンです。

    学習経験者は全国順位が出る有料模試を優先

    リベンジ組の方は、基礎知識は一定以上あるはずです。そのため、本試験レベルのひねった問題が多く、かつ受験者数が多い TACの「全国公開模試」 を優先しましょう。「全体のどの位置にいるか」という客観的なデータが、慢心や不安を払拭してくれます。

    費用を抑えたい人は「無料+オンライン模試&書籍模試」も選択肢

    予算を抑えたい場合は、無料模試に加えて市販の予想問題集の書籍模試をフル活用しましょう。最近の書籍模試はWeb採点サービスが付いているものもあり、わずか数千円で演習ができるため、コストパフォーマンスに優れています。

    忙しい社会人は「自宅受験・Web採点」対応を優先

    会場に行く時間が取れない社会人は、オンライン模試または各予備校の「自宅受験」を選びましょう。特にWeb上で解答を入力し、その場ですぐに成績が出る模試は、復習までのタイムラグがないので非常に効率的です。

    宅建模試はいつ受けるべき?おすすめ時期と回数

    2026年度(令和8年度)の主要模試スケジュールから、理想的な受験タイミングを整理しました。

    時期目的おすすめ
    5月~7月
    実力診断の1回目
    全範囲の学習がどこまで定着しているか現在の立ち位置を確認宅建テラス無料模試、LEC「0円模試」
    8〜9月
    本命模試の時期
    苦手分野の克服と、初見の問題への対応力を磨く。模試の結果を受けて「過去問に戻って修正する。宅建テラス有料模試やLEC「実戦模試」
    10月上旬
    最終調整
    本番と同じ時間配分、緊張感の予行演習。失点要因(読み違い・時間不足・ケアレス)を削ることを意識する。TAC「全国公開模試」(10/1)や日建学院「全統模試」(10/4)等

    模試は受ける回数は何回が理想?

    費用に余裕があるなら模試の受験は「3回」がベストです。 多すぎると復習が追いつかず、少なすぎると本番の圧倒的な緊張感に対応できません。7月までに1回、9月に1回、10月に1回のペースが、知識を整理しながらステップアップするのに最適です。

    宅建模試を有効活用するコツ

    模試は本番だと思って受験しなければ意味がありません。最善の準備をして、緊張感を持ち、模試に挑みましょう。そして模試の結果を受けて、しっかり復習する。ここに手を抜かなければ合格がグッと近づきます。

    必ず本番と同じ2時間で解く

    宅建本試験は午後1時〜3時の2時間です(登録講習修了者は1時間50分)。自宅受験でも必ずタイマーを使い、できる限り「13時〜15時」の本番と同じ時間帯に解きましょう。会場受験ではない場合も、スマホを切り、机に必要なものだけ置き、2時間で終了してください。本番と同じ環境を作り、集中力の波を体感しておくことが、当日の緊張とミスを防ぎます。

    復習はできるだけ早めに

    「なぜその選択肢を選んだのか」という記憶は、時間が経つと薄れていきます。「鉄は熱いうちに打て」です。模試の復習はできるだけ早めに取り組みましょう。

    弱点は過去問に戻って補強する

    模試の解説を読んで理解した気になるのは悪手です。該当するテキストを読み、過去問に触れる事で周辺知識も含めて確認しましょう。それが合格への近道です。

    判定や偏差値に振り回されすぎない

    万が一模試でD判定が出ても、そこで間違えた問題を完璧にして合格する人は毎年大勢います。逆にA判定でも勉強を疎かにすると落ちてしまうケースもあります。模試や偏差値はあくまで「その時点での実力と問題との相性」が出た結果に過ぎません。過度に気にせず、毎日コツコツ勉強しましょう。

    無料模試と有料模試、おすすめの組み合わせ

    自身の状況に合わせて、模試の受験スケジュールを組みましょう。以下は2026年度の模試スケジュールに合わせたおすすめの3パターンです。

    ① 独学初学者向け:3回受験し盤石の合格を目指す

    まずは「慣れる」ことから始め、段階的に実力を高めるプランです。

    7月宅建テラス無料模試 or LEC「0円模試」
    9月LEC実戦模試
    10月TAC全国公開模試 or LEC直前模試 or 日建学院 全国統一公開模擬試験

    ② 短期合格を狙う社会人向け:効率重視のオンライン完結型

    会場に行く時間を削り、復習の回転数を上げるプランです。

    8月〜9月宅建テラス無料模試&市販書籍模試
    10月LEC「ファイナル模試」(Web受験・即時採点)

    ③ 再受験者(学習経験者)向け:精度重視のガチンコ勝負

    すでに基礎があるため、母集団の大きさと問題の難易度を重視します。

    9月下旬TAC「全国公開模試」
    10月上旬LEC直前模試 or 日建学院 全国統一公開模擬試験

    まとめ:2026年度の宅建試験合格のために模試を活用しよう

    模試は自分の頑張りを否定するものではありません。むしろ「本番で間違える可能性があった問題を、今見つけるためのチャンスです

    2026年度(令和8年度)の宅建試験で合格を掴み取るために、まずは宅建テラスの無料模試など、手軽に利用できるものから挑戦してみましょう。模試を受けるという行動が、あなたの学習スイッチを入れてくれるはずです。宅建テラスは、宅建受験生の合格を全力で応援しています!

    よくある質問(FAQ)

    Q 宅建は無料模試だけでも合格できますか?

    A 不可能ではありませんが、相当難しいでしょう。無料模試だけだと演習量が足りず、本番で実力を発揮できないリスクがあります。「最新の法改正・統計」や「自分の全国順位」の把握も不十分です。合格する確率を上げるため、1回は有料模試を利用すると良いでしょう。

    Q 宅建模試は何回受けるべきですか?

    A 3回が理想です。理由は1回だと「たまたま解けた」可能性があるからです。7月以前・9月・10月に1回ずつ受けるのが、記憶のメンテナンスとしても最適です。

    Q 模試と過去問はどちらを優先すべきですか?

    A 本試験を考えるのであれば過去問が重要です。 宅建試験の8割弱は過去問の焼き直しや周辺知識から出題される傾向があります。過去問の理解なくして宅建試験の合格は不可能です。

    Q 会場受験と自宅受験はどちらがいいですか?

    A 近くに会場があるなら会場受験が良いでしょう。 宅建に独学で合格を目指す方は、当日の「周りの人がページをめくる音」や「時計の秒針の音」が気になる傾向があります。会場に足を運び、本番と同じ環境を一度でも経験しておくと、本番でのメンタルが安定します。